2021-01-01から1年間の記事一覧
わたしは陽気だ。 天気が良ければ音楽を聴いちゃうし、電車に乗って通勤するだけでもうきうきする。 仕事は大きな声であいさつし、自分なりに明るくスマートにこなしているつもり。 今やることはとりあえず誰がなんと言おうと目の前のことなのだ。下手なりに…
ジョンレノンの『Love』 わたしはいろんなひとになろうとする。 でも、そんなことしてもなんにもなれなくて、 たったひとり自分が残っているだけだ。 プレッシャーに弱くていろいろ頑張るけれどうまくいかなくて自分を責め続けている。 ほんとは肯定していか…
これはとりとめのない話。 自分と向き合っているときの独り言のようなものだ。最近は物事に対し、いろいろと迷走するためこうやって書いて整理したい。 今日は満月だ。部屋の電気を全部消して、窓を開けて外に出て月を見る。 10月も半ば、冷えた空気が肺に入…
眠れないベッドの上で ブルーライトを浴びながら 口の中の透明なマウスピースを舌の先で触っている。 人間の起こした革命がわたしの中にも 溢れていて 真っ赤なハートのろうそくが熱でだんだんとけていく いびつなかたちになっていく 誰かの気配で意味もなく…
何のために生きているのだろう? 人間誰しも考えることではないだろうか。 規則正しく生活すること、自分が成長するため、誰かのため、何のためでもないただ生きているだけ、ご飯を食べるため、楽しいことをいっぱいするため、 いろんな答えがあるだろう。そ…
好きということそれはスープをスプーンで掬う。でもそのスプーンがスプーンではなくよく見るとフォークでぜんぜん掬えなくてそのうちにもあつあつのスープはさめていってしまう。わたしは何回も何回もその見間違いだったんじゃないかと思い掬おうとする。さ…
やさしい音楽とやさしい小説があってやさしい動物とやさしいひとがいておたがいのことはそんなに知らないけどすぐ打ち解けあって一緒に料理をしたり毛糸があればマフラーをそれから空はピンク色をしていて夜になると鮮やかなミドリになるケーキを食べようド…
彼女は魚の目でわたしをみたなにを思ったのかしら手はつめたくなっていくだけ嫌なものを含みすぎた梅雨の歌舞伎町に漂う風はにおいというにおいを肌にしみこませわたしはわたしではなくなったそれはそれでよかった終電を逃すことは人の弱い部分を強くするの…
素敵なことそれはじょじょにきみとあたしのキョリが近くなっていくこと彼氏とどう繋ぐのときいてきて、小指だけで繋ぐよと言った嘘と嘘がからみ合い、じょじょに伝えあう体温はあたたかくてとても素敵なことだったあたしの真っ赤な顔がやさしさでできている…
好きな気持ちは好きなままで弱いのなら弱いままでいいんだよだっていつもほんとうはたったひとつしかなくてそのたったひとつを見捨てたらなにもないんだ赤い夕焼け父親のギブソン・ギターだれかの言葉ありふれたものってありふれてないおまえのいのちは草が…
死ぬのが怖いなら、死ぬのを受け入れたらいい。そう教えてくれたのは、タクシーの運転手だった。運転手にしては、また、男にしてはよく話すほうの人だけど、視線は常に窓ガラスの向こう側に集中していた。「死ぬのが怖いんです。僕は夜ベッドに入ると眠気と…
まっすぐのまっすぐの道を歩いてたいよあなたとわたしなにも話さなくていいたまに見つめあってそらしてまた見つめあってなにか伝え合うまっすぐな道を歩きながらおしゃべりな心たちよ恋をしたのよこの道をずっと歩いてたいなソウルメイトだよそう言ってわた…